学生会館の多くは、「鉄骨(S)」「鉄筋コンクリート(RC)」「鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)」のマンション構造になっています。
建築を支える骨組みにあたる壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい等)、床版、屋根版又は横架材(梁など)などの構造によって区分され、「鉄筋コンクリート(RC)」「鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)」は、柱・梁・床・壁が鉄筋コンクリートで出来ている為、特に防音性に優れています。
しかし、防音効果は構造だけでなく、間取りや壁の仕様(厚さ等)によっても左右されます。
学生会館では、ワンルーム・1Kの間取りが一般的で、生活空間が一つしかない為、必ず隣室と接します。実際に住んでみないとわからないのが本当のところで、構造は、防音性の一つの目安とし、見学時に自分の耳で確認し、判断するのが良いでしょう。
床は、クッション性のある床材が使われていると、下階への音の響きは軽減されます。
フローリングの場合でも、絨毯が敷いてあるのとないのとで、音の伝わり方が変わってきます。